ーホワイトバースディ−3−

気を利かせたなおこは会場全体の照明を薄暗くし
いいムードにしつつともよの状態もわかりにくくしていた。

ズッズン!ズンドムドドムドム♪
ハイペースなリズムに変わって、ともよの動きはさらに激しいものに
なっていた、スカートの中のペニスはすでに大きく立ちあがり
フリルを押し上げはじめていた。

「はぅうん・・・はぁっ・・はぁっ!」
ともよは体全体にびっしりと汗を滴らせ、息も必要以上に
荒かったが、皆ダンスのせいだろうと気にも止めていなかった。
実は口からはよだれが飛び散り、もう表情もなりふりをかまわず
だらしない顔になっていたのだが。

ズズンズダダンドムドム♪
とその時、音楽が終わりステージ5のゲームが終了した。

「すごいねぇ さすがコーラス部!音感もリズムもばっちり!
あっさりゲームクリアだよう。ともよちゃんに対抗できるのなんて
さくらちゃんくらいカナ?」

そのばにへたりこむ、ともよをフォローしつつなおこは意識的に
次にさくらを踊らせようとしていた。

「そうよね、もうこれはさくらちゃんにチャレンジしてもらうしか・・。」
会場にいる皆の意見の一致でさくらはそのままステージにあがった。

「ほ・・ほえ〜 さくらそんなにうまくないのに〜」
「またまた、前にゲームセンターで遊んだときは、トップにランキング
してましたのに、さぁそれじゃさくらちゃんはレベル6でGO!!」

ぽんぴゅん! なおこはまたもや問答無用でスイッチを押してしまう。

ズッズンズズズン!ズタタタタタタッ♪
先ほどよりもさらに早いペースのサウンドがさくらを襲う。

たったたたったったっ!
さくらのステップは軽やかでまるで無重力の場所で踊っているような
錯覚を覚えるほどだった。
その難易度の高いステップを難なく踏むさくらの姿は華麗であった。
ゲームが進むほどに体を回転させたり、片足で器用に回るアクション
が増え難易度は上がっているにもかかわらず、さくらの動きに
ミスはなくサウンドをトレースしていた。
うっすら汗ばんだ肌すら美しく、その場にいた全員が
みな固唾を飲んで見守っていが、その後ろの方でひとりともよだけが
もぞもぞと動いていた。

しゅぐっしゅぐっぐいぐいっ!
「はふぅん ふうっ!」
なんとともよはみんなの目がさくらに行っているのをいいことに
大胆にもスカートの上から硬くなったソレを両手でもみしだいていた
純白のスカートがクシャクシャになるのもかまわない勢いで
握る手は全力であった。

りぃいいんりいんりいん・・
もちろん、刺激を加えれば加えただけ、鈴の首輪のおかげで射精できない
苦しさが増してしまう。生殺しの様相はいっそう深まっていく。

だが、それをせずにはおれないほど、さくらのダンス姿は扇情的で
情欲的だったのだ。
その場にいた全員が興奮となにがしかの性衝動を覚えていたに違いない。

「わぁ、すごいさすがさくらちゃん!ともよちゃんを抜いて最高得点ですわ!」
ちゃっかり、ともよの様子もみつつ、なおこは大げさに驚いて
注意を自分に引き寄せた。

「ほんと、すごいねダンスもとっても上手!」
この場にいるみんなが褒め称えて、さくらはかなり照れくさそうだ。

「えへへ、このゲームだいぶ遊んだから・・」

「またまたっ、でもこれでともよちゃんとの対決になっちゃったよね」

突然なおこがともよに話題をふったため、ともよはびっくりしたが
さすがにもう自慰行為はしていなかったため、ドレスが乱れている
以外はさして異常な様子は見て取れなかった。

「そんな・・・さくらちゃんの勝ちですわ、点数もこれ以上は・・」
ともよはなにかぐったりとして放心状態のようでもあった。

「じゃぁ、最後にともよちゃんにレベル7でプレイしてもらって
白黒はっきりつけようよっ!」

「えっ・・もうそんなできない・・」
「またまたッ!ともよちゃんたら!」

なおこは満身の笑顔でともよの手をグイとにぎりまたもや強引に
ステージに上げてしまった。

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