ー大浴場2−

結局、またしても洗っているはずが二人とも浴場でおいたをしてしまい
汚してしまったため、最初から体を洗い始めていた。

「この石鹸すごい泡立ちだね、ともよちゃん雪だるま・・・泡だるまみたい」

「だるまなんてひどいです・・さくらちゃんだってマシュマロマンみたい」
ともよはわざと膨れたような顔をしておどけた。

ともよの使ってる石鹸ももちろん大道寺製の高級石鹸だ
しかも玩具として開発されているので 泡で遊ぶ事も前提なのは
言うまでもない。
二人のあわ立てた石鹸は二人を着ぐるみのように包んでおり
お互いにまた見合って笑いあった。

ざざぁーーーっ
いち早くさくらが桶で湯船から湯をすくい、自らにかけ泡と汚れを
洗い流した。
「ふぅ・・・やっと湯船にはいれるね ともよちゃん」

「さくらちゃん先に入っててください 私シャンプーもしてから入りますので・・・」

「そだね ともよちゃん髪長いし大変だもんね うわぁ・・・きもちぃいー」

大浴場の一番手前の湯船は ともよの為に浅く広くしてあり
座ってちょうど肩までつかる深さだ。 さくらは仰向けに
湯船につかるとスーッと泳ぐように中心に進んだ。

「こんなに広いと泳げちゃうね〜」
「くすくす・・泳ぐのなら 奥にジャングル風呂とかプールもありますわ」

「ほえージャングル・・・おもしろそう!」

さくらはうっすら目を閉じて湯船に身を任せていた きらきら光る水面
にさくらのスレンダーな裸体がくっきりと浮かび上がる。

「・・・・・」 ともよは先ほどの泡で包まれダンゴ状態のまま
じっと見つめていた・・・といいいつつ実はじっとしていたわけではなかった。

そう先ほどの遊戯ですっかり起ちあがってしまった自らの分身を
泡の中で見えないのをいいことに激しくこすっていたのだ。

くちゅっくちゅちゅっ!しゅぐっしゅぐっ
「はぁああぁ・・さくらちゃんのはだか・・はぁ・・はぁん」

ともよは目を半開きにし上気した頬を涙でぬらし恍惚の表情を浮かべていた。
よく見れば肩が泡から見え小刻みに動いている、その動きは機械的で
しかも早い動きだった。

「うぅうっ・・・さくらちゃん・・気持ちいいですか?」

「うん・・きもちいいよぉー はやくともよちゃんも入ろうよ」

ぐしゅっしゅっしゅっしゅしゅっ!
「はぁあい・・もうすこしで・・もう少しで・・・イキますからぁ・・うううっ!」

ともよは激しい息使いになっていたが さくらは風呂に夢中で気がつかない、
むしろ足を広げばたばたと泳ぐポーズをしたのでともよの目にはあられもない
さくらの股間がアップで飛び込んできた。

「はぁああん!」 ぐちゅぐちゅぐちゅっちゅぐぐぐっ!
ともよはさらに激しい動作をして、ぎゅっと歯を食いしばった。
あまりの激しい動きで泡からともよの分身の先がちょうど中心のあたりに
にょっきりと現れその赤黒い張り詰めた肉はまさに蒸気を発するかのように
ふるふるとゆれていた。

「うっ・・・」必死に声を殺し その波に耐えた、がその事がもっと快楽を
引き上げることをともよは知っていた。

ぶっ・・びゅるるるっ びゅくっびゅくっ!!
泡から飛び出したピンクの肉芽から、まるで壊れた水道のように白い粘度のある
液体がどろどろとひり出された。

ともよは慌てて泡をかけて それを隠した
「はぁぁあああ・・・」びゅっびゅるるっびゅっ・・。
ともよはがっくりと手をつき四つんばいの格好でさらに射精を続ける。

どろりとした液体が石鹸の泡とともに、排水溝へと流れていく
常に湯が流れる構造の床はまるで浅瀬の川のようにきらきらと
ひかりその汚れを浄化しているようだ。

「ともよちゃん・・大丈夫?」
さすがにぐったりとしたともよを見て、さくらは声をかけたが射精には
気がつかない。

「だ・・・だいじょうぶですわ・・」
ともよは大量のお湯をシャワーで浴びてからだの泡も先ほどのソソウも
すべて洗い流した。
ふとももほどもあるともよのロングヘアーはその白い肌とは対照的に
漆黒で体にまきつき、独特の色気を発散していた。そして
ともよの分身もさすがにここ何時間の働きと先ほどの情事でだらりと
頭を下げて、かなり余った包皮につつまれおとなしくなっていた。
とはいえ、ともよの白い肌とは、これまた対照的で異様な赤黒い肉のかたまり
を股間で見せつけているのは相変わらずだ。

ようやくともよは湯船に入ると、ゆっくりと横になった。
「ふぅう・・・とっても気持ちいいですねさくらちゃん」

「うん・・そうだね」
さくらはそういいながらも ついついともよの股間に目が行ってしまう。

ともよにとってさくらの体を見ることがオカズになるように
さくらにとってもともよのからだの隅々まで興奮の対象なのだ。

まして股間のそれは、まるで大切な子猫か大好きな果実を見るように
いとおしく感じた。

「ねぇ・・・ともよちゃん・・さっきはさくらが気持ちよくしてもらったから
今度はともよちゃんに・・・してあげよっか」

さくらはほんのり湯にあたった上気した目で見つめながらともよに言った。

どきん・・・
「さ・・さくらちゃん・・・」
信じられない・・いった目で見つめるともよだが、もちろん断る理由もない。
胸の奥にたまらない期待感が押し寄せて爆発しそうだ。

・・・が、先ほど放ったばかりのともよのそれはこの据え膳を前にして
さすがに無反応だった。

「あっ・・・」
さくらは返事を待たずして、ともよに擦り寄って体全体を愛撫し始めていた。
おなかのあたりを手のひらで撫でながら、ともよの左の乳首を唇と舌で
弄ぶようにころがしていった。

「うふぅうん・・くぅん・・」びくんっ・・
ともよはまるで生まれて初めて愛撫されるかのように新鮮な刺激を
受け続けていたさきほど射精を済まし、
性欲がリセットされていた為かもしれない。

「あはぁあん」
さくらの右手はおなかから序々に下にのびてゆき ともよのそれに到達していた。
むにゅん・・にゅるん・・
いつもはこれだけでカチカチになるはずのともよのそれは
まだ柔らかさをたもっていて、さくらを驚かせた。

「ともよちゃん・・疲れてるの?・・無理させちゃった?」
さくらはすこし心配そうにともよを見つめた。

「い・・いいえあの・・そのこれはちょっと・・そういうわけではないんです」
ともよは恥ずかしさに赤面しつつ、何を口走っているのかわからない状態だ。

「さくらが元気よくしてあげる・・」
さくらは湯の中で萎えたままのそれをゆっくりとしごき始めた。
萎えているとはいえ大きさは大人の平均以上である、さくらの手のひらには
ちょうどいいぐらいの太さと長さだ。

「ふんふうん・・」
にゅっぐにゅるうるっ
萎えたままのそれをさくらはしごき揉むように刺激した、むしろ柔らかい
状態は単純な上下運動だけではない、さまざまな刺激を受けることとなり
ともよは口から唾液をたれながし快楽にほうけていた。

湯船の中での愛撫はじれったいようで、もどかしいようでもあり
それが逆に新鮮でもあった。

ちゅぶっ・・ちゅぅうっ・・ちゅぅうっ
さくらは先ほどの左乳首から右の乳首へとゆっくり舐めたり吸ったりしながら
移動して、さらにそのまだ膨らみ始めたばかりのともよの乳房を執拗に
愛撫する。

「あっ・・あぁあっ・・」
びくっ・・びびくん!
ともよは全身に電気を受けたように痙攣し快楽のすごさを体でしめした。

むにゅるぅっ
さくらはとうとうその萎えたままのものの皮をツルリとめくり中の
赤い芽のような亀頭を湯の中でつまみ刺激し始める。

「ひぃっ・・あひっ・・だめぇ・・!」
ぶっ・・ぶゆうるうるっ・・
まだ硬くなっていないにもかかわらず ともよのペニスから湯の中に
白い液体が混じるように吐き出された。

「あっ・・でちゃった・・・」さくらも意外だったのか驚きを隠せない。

ぶっ・・ぶっ・・びゅっ・・
先ほど放ったばかりなので大量・・・とはいかないがそれでも十分に
湯船の中にどろどろとした液体が放出されつづけた。
「はぁ・・あ・・・あぁぁぁ・・」
ともよは目をきつく閉じたまま、ぷるぷると震え快楽に耐えていた。
立て続けの射精は軽い痛みを伴い、やはり多少の無理を感じさせた。

「ともよちゃん・・・気持ち良かった?」
さくらはその様子を不思議そうに見ながら言った。

「・・・とっても・・でもちょっとのぼせちゃいました・・・」
ともよはほてった顔でにっこり笑うと 
そのままさくらと、きつく抱き合うのだった。

さくらは
「今度はジャングル風呂でね・・・」
と、そっとささやいた。

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