ーホワイトバースディ−4−

なおこはともよに顔を近づけると二人にしか聞こえない声で話しかけた。

「さっきオナニーしてたでしょ、さくらちゃん気づいてましたわよ
きっとダンスで大きくしちゃってるのも気づいてるかも・・・
まさかこの会場でHな汁を撒き散らしたりしないわよねぇ・・・」

「えっええっ! わ、私!」

「さぁ!レベル7スタートー!!」
ぷゆん、ぴぽぴー!

最上レベルである、レベル7の設定でリズムもステップも今までとは桁違いだ。
モニターのステップ表示はすごいスピードでスクロールして
表示自体もとても目が追いつかないほどめまぐるしく変化した。
ズダダダズンズン♪
それでもともよは見事なまでにステップを刻んだ、ミスの表示もされていない。
まさに神業かプロの動きに見えた。

もうともよは自分がスカートを穿いている事も、みんなの注目を
浴びている事も忘れていた、スカートは激しいステップでめくれあがり
太もものあたりまでちらりちらりと見え始めていた。
ステージが一段高いところにあるだけにさらに見えそうで見えない。

ともよの首筋もドレスがはだけ胸元こそ見えないが淫猥な感じを
におわせるムードにも見える。
「はぁっ・・だめっ・・おちんちんが・・おちん・・ふぐっ」

ひとり言のようにともよは隠語をつぶやき始めていた
それもスカートの中の状況を知れば無理からぬものではあった。
限界まで勃起したともよのペニスはダンスの動きとスカートの
布地で激しく刺激され鈴のくびわで拘束されているにもかかわらず
真っ赤に腫れ上がった亀頭から透明な汁が止めど無くあふれ
汗とともにステージの周りにと飛び散らせていたのだ。

それを見て取ったなおこはそろそろ限界なのを感じ取っていた。
「あっあらあら、ともよちゃんたらあんなに我慢汁飛び散らせちゃって
さっきからおちんちんもちらちら見えちゃってますわ。
みんなは気づいてないようですけど・・。 うふ、みんなの前で
吹き出しちゃうのも時間の問題ねっ! うんっううんっ!」

そうなおこはみんなの前でともよが射精するのを心待ちにしながら
右手をドレスのすそから強引にさしこみ一心不乱にオナニーを
しているのだった。

ズズンズダダダッズン♪
さてもいよいよ曲もラストに近づき、ノーミスの最高点が誰の目にも
明らかになると同時にともよのソレも限界をとっくに超えていた。
「あふひっ!あひっ!あひっ! もう出ちゅううです精液どくどく出しちゃう
でちゅ!うひゅっ」
ともよの目が白目がちになり全身を電流に似た刺激が駆け巡る。
りっりぃいいいん・・ばつん!
なんとともよのペニスをせき止めていた子猫用の鈴くびわはその膨張した
肉棒に負けはじけとんだ!
「ひぃいいぐっ!」
どりゅりゅうりゅうっ!
それと同時にその長く大きく育ったペニスの中を快楽と名を変えた液体が
上っていく。 
ともよの手足の指はすべて丸まりビクンビクンと体が弓なりにはじける。
スカートがはらりとめくれそのともよのグロテスクな
肉棒がにょっきりと顔を出し始めたその時!

ズズンずっ!ぶぴゅっん!
激しい汗と汁のためだったのか、ダンスゲームのマシンが突然ショートし
火花が散ったかと思うと会場全体の照明がすべて消えた。

「きゃぁっなにっ?!」
びゅるるるるるっびゅっびゅばっびゅばばっ びちびちびちびち!
静まり返った暗闇の会場に激しい射精の音が響き渡る。
「はぁああああんはぁはぁううっ!うう!」
ともよの悲鳴にもにたあえぎが後へと続く。

ぶぶっぶゅぶっびちびちゅびちゃっびちゃっ・・・
次々と吐き出されているらしい液体はどこかにぼたぼたと零れ落ちる
音をさせ、しばらくして止まった。

「なに?!ともよちゃん大丈夫? 怪我でもしたの?」
周りの友人達が心配して話し掛けるがともよの返事はない。
だれひとり暗闇で動く事もできなかった。

「まって、すぐ非常用の電源が入るはずですわ、みんなさわがずじっとしてて」
なおこの声だった、その落ち着いた指示に皆安心したのかざわめきも
収まった。

「うふふ・・・ともよちゃんたらとうとうしちゃったわね・・・
電気がついたとき・・・精液を撒き散らしたともよちゃんが
みんなの注目を浴びるなんて・・・たまりませんわ」
そう言うなおこも人知れずしたたかにドレスの内側へと射精していた。

ぶぅん・・・ぱっぱぱっ。
なおこの言っていた非常電源が入ったのか照明が一斉にともよとみんなを
照らし出す。

「あっ!」 「ああっ!」
とみんながいっせいにともよの方を見て驚いたが、一番驚いたのは
なおこであった。

ともよはぐったりとステージの床にへたり込んで失神していたのだが
あのすさまじい射精の痕跡はまったく見て取れなかったのだ。

「そ、そんな・・・あのいっぱいの射精の音は?どこに出したの
この会場に隠れて出すところなんて・・・・・・・はっまさか!」

なおこはステージの真横に鎮座するバースディケーキを凝視した。
そう、はたしてなおこの想像どおり真っ白なケーキの上から下まで
見事なぐらいこれまた真っ白な液体がどろどろと流れ落ちていた。
おなじ色であった為、うまくカモフラージュされ、近づいてしっかり
見ないとわからない状態になっていたのだ。
そしてそれを吐き出したともよのペニスもすっかり出して落ち着いたのか
もはやスカートの影に隠れて見えなくなっていた。

「な・・・なんて事なの停電といい、このケーキといい・・偶然では
考えられないことだわ・・」
なおこは驚きで呆然としてさくらがともよに駆け寄る様子すら呆然と
見据えていた。

「ともよちゃん大丈夫?! ねぇ!起きて!」
さくらが必死に語り掛けると、ともよはうっすら目を開いて微笑んだが
すぐに眠りに入ってしまった。

「ともよちゃんの具合が悪そうだから、おうちまで送っていくね!
なおこちゃんゴメンネっ」
それだけあわてて話し掛けるとさくらはともよを肩に抱えてそそくさと
玄関へ歩いていった。

なおこはしばらくして我に返ったが、何か深い喪失感を覚え
そして一筋の涙を流した。

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